KYORAKU
少々風変わりな曲がきました。いつかどこかで聴いたことがあるようなメロディ一のような気がするけど、これと言って思い当たる曲がないような曲。どことは言えないけれど、どこかの国か地域の民族音楽のような曲。異国情緒というか、多国籍というか、無国籍というか…そんなメロディ一です。
AKB48グル一プの楽曲で、同じような感じの曲もこれと言って思い付きません。カントリ一風味の曲とか、スカっぽい曲なんていうのはいくつもあるのですが。曲調は違いますが、異国情緒といえば「ぐぐたすの空」「10クロ一ネとパン」といった曲が思い浮かびます。
イントロはちょっとアイリッシュ風味があるフレ一ズなので、これも民族音楽感を醸し出しているかもしれません。全体のメロディ一も「ヨナ抜き?」と思うような独特の雰囲気があります。一度聞いたら脳内リピ一トをする、いわゆる「クセになる」メロです。
歌詞の世界は一読で分かります。同じ男性を好きになった女性同士が主人公で、
別の女性と結婚する男性に「本当に見る目がない奴だ」と歌う「失恋同盟」の歌です。
大人の女性同士のある種の友情の歌です。このジャンルはAKB48だと「心の端のソファ一」などがあります。
歌っているのは、大島優子、柏木由紀、峯岸みなみ、松井玲奈、北原里英の5人。
この歌は「結婚式の二次会」で歌ってもいいような内容ですが(披露宴ではやめておいた方がいいです)この5人に二次会で歌われたら、そりゃもう大変なことになってしまいます(笑)
カラフルな布で作られた衣装は、セットと同じ生地で出来てます。最初この衣装は腰の部分でセットの布と繋がっていて、途中で切り離されます。1番の終わりで大島優子が布を解くカットがあります。
間奏の後、大島優子が「だけどねえ そう わかってるんだけどねえ」というセリフを言います。実はこのセリフ、秋元さんによって何種類かが用意されており、優子の好きなセリフを選んでいいということでこれになりました。
石神 原